家内安全

家内安全について

 家内安全とは、その年も一家が安泰で様々な災厄(さいやく)がなく、家運隆昌と、家族全員の健康、また安定した精神に活力がみなぎることを言います。すべての人が心から願う祈願です。家内安全が、幸福の基礎とも言えるでしょう。
お正月には、神社でお受けしたお神札(ふだ)を神棚(または、家の中で明るく清らかな最良と思われる場所)にお祀(まつ)りし、毎日、家内安全を祈念いたしましょう。

八幡神こと誉田別命は、第十五代応神天皇をさし、四世紀末、その四十一年間の治世に優れた力を発揮され、わが国の文化の基礎がこの時代に築かれたとされています。中世以降、八幡信仰は、源氏の守護神となって、全国に分祀がなされました。八幡神のご神徳は、国家鎮護・殖産興業・家内安全・家運隆昌・心願成就・交通安全・災厄消除・学業教育・病気平癒など、その信仰利益も幅広いものです。